内村鑑三不敬事件

1891

「天皇の軍隊」に邁進する山縣有朋の陸軍は、天皇を神格化した「教育勅語」を全国の学校に配布し祝祭日や卒業式などに生徒の前で奉読するよう強制、やがて教育勅語の謄本自体が神聖視されるようになり奉読式での礼拝が義務付けられた。第一高等中学校嘱託教員の内村鑑三はキリスト教徒の立場から奉読式での礼拝を拒否、ジャーナリズムに糾弾され依願退職に追込まれた(内村鑑三不敬事件)。
日本史年表