常陸国一宮の鹿島神宮、元は大和朝廷の関東侵出拠点で、対岸の香取神宮と対で内海口を守備する軍事拠点。剣神フツヌシを祀る鹿島神宮・香取神宮は剣術のメッカとなり(東国七流・神道流)、鹿島神宮社人に大掾氏庶流鹿島城主の重臣を兼ねる卜部家より塚原卜伝が輩出(鹿島新当流)。鹿島神宮は観光地ではないが、神宮庭園~御手洗公園~鹿島城跡は散策に好適(小一時間も歩ける広さ)。駅前の塚原卜伝像が見所、5㎞ほど北に塚原卜伝墓もあり。