7月23日のコラム

1867年7月23日 #後藤象二郎 が坂本龍馬の仲立で #小松帯刀 #西郷隆盛 #大久保利通 と会し #薩土同盟 締結。信じた土佐は大政奉還建白へ奔るも討幕密勅で覆され西郷が兵3千を率い京を制圧,欠席裁判で辞官納地を押付けられた大坂城の #徳川慶喜 は唇を噛切って進軍を許可します

薩摩以外日和見の #小御所会議 は佐幕家 #山内容堂 生涯の晴舞台となる筈が泥酔遅参のうえ大声で喚散らし「2,3の公卿が幼帝を擁し恣に」との失言(事実ですが)を衝かれ沈黙「ただ一匕首あるのみ」(慶喜一人を殺せば済む)という #西郷隆盛 の気迫が勝り #辞官納地 に決しました

昔も今も日本の主要仮想敵は露で一衣帯水の朝鮮は国土防衛の生命線。閔氏政権は日本顧問団を迎え軍創建に乗出すも1882年 #7月23日 清に阿る大院君派が日本人14名を殺す #壬午事変 が発生,クーデターを抑えた清へ閔派が寝返り1884年独立党が日本を後盾に #甲申事変 を起します

東條開戦内閣と鈴木終戦内閣で外相に任じた #東郷茂徳 は終始和平に努めるも禁固20年に処され1950年 #7月23日 巣鴨拘置所で没,ソ連仲介案に固執して破約侵攻の傷口を広げ #東京裁判 で責任転嫁したという批判も。島津義弘に従い苗代川に集住した朝鮮陶工の裔で旧姓は朴でした

1981年 #7月23日 山口組三代目 #田岡一雄 没,任侠団体の善悪はともかく裸一貫から #日本の首領 へ伸上った巨大企業家。「神戸から二つの大企業が生れた,ダイエーと山口組だ」と自賛した #中内功 はバブル投資と同族経営に滅するも世襲の無い山口組は内紛を繰返しつつ健在です