「北海道はデッカイドー」ということで、各飛行場を拠点としたエリア単位の旅設計が基本となる(岬等の踏破ツアーや広域旅行は時間に余裕のある学生期に済ませておきたい)。北海道の歴史は松前藩を除いて開拓使以降のことなので、史跡は戦後に設えた観光地と割切って(近年急造のアイヌ施設も然り)、あえて目的地に設定せず、気が向けば立寄るスタンスがベターかと。それよりも北海道でしか味わえない食と自然美が豊富にあるので、これを軸に旅設計すると後悔がないはず(「男のすすきのツアー」は別枠。但しバブル以降は斜陽傾向で中国系増殖が煩わしい。色白格安店はあるが、巷間いわれる男性天国感は既に無いかも…)。個人的な好記憶としては、函館で食したイクラの衝撃(ぶどう海老・鮭児も独特)、函館夜景(日本一かと)、すすきの(一等地に風俗ビルが堂々並ぶ奇観はここだけ)、摩周湖(清浄神聖の極み)、富良野ラベンダー園(『北の国から』ロケ地)、オホーツク海(濃紺の海と乾燥気候が爽快)、旭山動物園(噂に違わず秀逸)、釧路エリア(大湿原と大農園と場末感満々の飲食街。ディスコやホストもあったが流石にもうないか…)など。
函館山展望台の夜景
私評

函館山展望台の夜景は、半島突端ゆえの箱庭的景観が個性的、かつ展望台の高さが丁度良く手が届きそうな距離感も良い。私見では、「日本三大夜景」の中でも神戸・長崎を凌駕し「日本一の夜景」かと。如何に混雑を避けるかがポイント。
この場所に関係のある人物
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「コシャマインの戦い」を率いたアイヌの部族長