呉市街
私評

高麗→コレ→呉か…。崖だらけの寒村だった呉村が軍都に豹変するが、終戦で総失業の壊滅状態となり『仁義なき戦い』『孤狼の血』そのままのアウトローの町に変貌…。が、高度成長で造船・鉄鋼業が復活し(光化学スモッグの名所)、呉はユニークな工業都市となった。呉市街もまた斜陽の宿命を免れないが、レンガ通界隈は辛うじて繁華街の体裁を維持。名物のデミカツ丼(いせ屋)・冷麺(呉龍)・フライケーキ(福住)・メロンパンなど特に感想は無いが、合歓のバターケーキは秀逸。気が向けば、灰ヶ峰ドライブ(登山)も一興かと。