水戸弘道館は、熊本時習館と双璧を為す大藩校にして尊王攘夷・水戸学の総本山。徳川斉昭の創建で、斉昭の水戸藩襲封と藩政改革を支えた会沢正志斎が初代教頭。隣の水戸城跡と共に良く整備されており、一訪の価値あり。
会沢正志斎・藤田東湖の水戸学・尊皇攘夷論を実践し幕末維新の幕を開いた過激な「水戸烈侯」、将軍継嗣問題で大老井伊直弼に敗れ悲嘆死したが七男の徳川慶喜が悲願の将軍位を掴み嫡流の水戸家と共に最高位の公爵を受爵