石見銀山
私評

石見銀山は、世界産出量の3割を占めた和銀の中枢で(生野銀山と双璧)、激烈な争奪戦を経て小笠原氏、大内氏、尼子氏、毛利氏、徳川幕府と支配者が変遷。世界遺産登録により間歩(坑道)跡と大森の街並みを中心に観光環境の整備が進み、山陰観光の目玉になりつつある。が、宿泊と食事が大問題、温泉津温泉とバスで繋いで一体的に売出しては如何かと。なお、温泉津は石見銀の積出港、坂越えの散策路(歴史の道)が整備されており、石見銀山から歩行4時間程で温泉津へ至る。車旅なら、旧積出港 の鞆ヶ浦(友ノ浦)にも良い街並みあり。