下関市街
私評
山陽本線開通まで下関は瀬戸内有数の商業都市、幕末長州藩を雄藩に押上げたドル箱にして志士連の遊び場でもあった。平家の女官をルーツと称する格式高い稲荷町遊郭（現赤間町繁華街。高杉晋作の愛人うの・伊藤博文夫人の梅子は稲成町芸妓出身とか）から大衆向けの豊前田遊郭へ中心が移り現在に至る。下関は山口県最大（唯一?）の都会だが、繁華街はささやかで、更にコロナ自粛禍の被害が大きい模様。食事処は、おかもと鮮魚店と三枡がお勧め、河豚はもとより、うちわ海老など珍しい食材が豊富に揃う。
