九度山・慈尊院 近畿 和歌山県 紀伊国(和歌山県)は「木の国」にして神武東遷以来のヤマトへの裏玄関。木材・船舶の供給源であると同時に、水運の要衝として漁業・商業が発達する一方、平安後期には熊野三山が成立し歴代天皇が足繁く参詣(最多の後白河は何と34度も)。方や空海が興した高野山金剛峯寺は真言密教と共に富み栄え、中国からの文化流入も進んで湯浅は金山寺味噌~醸造業...