京都御所 近畿 京都府 平城京の山背にある山城国(京都府)は、渡来系豪族が拓いた新興地域で、秦氏(秦始皇帝の裔を自称)の松尾大社および賀茂氏の上下賀茂神社が最上格の上七社とされ今なお山城祖神として崇敬を集める。早良親王の怨霊を畏れる桓武天皇が風水シェルター平安京を築いたのが794年、1221年の承久の乱で武家政権に実権を奪われ、応仁の乱以降の戦国乱世を...
彦根城跡 近畿 滋賀県 近江国(滋賀県)は琵琶湖水運および東海道・北陸道が交わる交通の要衝にして、東国勢力の京都への進入路。特に瀬田の唐橋は壬申の乱以来の防御拠点で、武田信玄は「明日は瀬田に旗を立てよ」と言残し陣没。信玄急逝で一気に視界が開けた織田信長は、信長包囲網を潰して安土城に居を移し天下布武を宣言、琵琶湖水運で五軍団を繋ぐことで多方面作戦を可能と...